社長ブログ(社長奮闘記)
実家が空き家になると困ること
2017-10-10
今回も空き家(実家)について触れていきたいと思います。
それでは皆さん、空き家になると一番に心配なのは何でしょうか?
火災です。それだけではなく、近隣への延焼によって多大な
迷惑をかけてしまうということです。
中長期の空き家状態では湿気により劣化して老朽化が進行し、倒壊のおそれもある。
空き家が蓄積されると、地域全体の空き家率も上がります。
その影響で
1 空き家の敷地が荒れて建物の劣化が激しくなるため見栄えが悪くなる。
2 空き家の多い地域は地域全体の環境価値が低下する。
3 不動産価格が下落する。
4 治安の悪化にもなる。
税金の問題についても影響が・・・。
親に認知症や病気、事故などが起こって実家が凍結してしまうと、
その間に税金が跳ね上がり、使えるはずだった特別控除の特例が使えなくなったりなど
税金を多く払う状況になりえます。
固定資産税・都市計画税は値上げし、それに居住用財産の特別控除(3000万円特別控除)などは
使えない可能性が出てきます。
この辺のところを考えていただき、次回は実家が空き家になってしまう要因を
考えてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
空き家相談士 山田