リボ払いを避けるべき3つの理由
2018-12-16
いよいよ、寒さが増してきましたね。皆様体調を崩されたりしていませんか?
お気を付けください。
さて、今回はクレジットカードにはつきもののリボ払いについてです。
クレジットカードを利用する際、できるだけ利用しない方がいいのが、
カードローンやキャッシングといった、金利のかかる「借金」です。
特に、リボ払いは利用を避けるべきなのですが、利用する人が多いのが現実。
そもそも、なぜリボ払いがいけないのか行動経済学の観点から考えてみましょう。
まず、リボ払いは毎月の支払額が一定の借金と言ってよいでしょう。
住宅ローンにおける元利均等返済と同じように、支払の期間が長くなればなるほど
支払う金利の総額が多くなります。
借金はなるべく早く返済することが鉄則なのですが、リボ払いにはそれをさせない
むしろリボ払いを利用しやすくする仕組みがあります。
1.借金と感じさせない
2.支払が一定
3.特典満載
以上3点が主なリボ払いを促進させる理由になります。
リボ払いという言葉は、カードローンやキャッシングローンとは違い借金と感じさせません。
1つの支払方法だと誤認してしまうのです。
そして、借金なので、当然金利も付き、年間15%という高金利の借金なのです。
クレジットカードを利用した金額は翌月に、銀行口座から引落されるので、使用感が実感できます。
しかし、リボ払いの場合支払額が一定のため、少々使いすぎても返済金額は増えません。
このため、金銭感覚がマヒして毎月の利用額が膨れ上がってしまうのです。
皆様も一度はリボ払いを利用したことがあるのでないでしょうか。
その際、決めての一つとなったかもしれないことの一つに、特典があるかもしれません。
クレジットカード会社は、リボ払いを促進させるため様々な特典を用意しています。
例えば、「リボ払いを利用すると、ポイント○○倍」、「○○旅行が当たる」
ポイントが多く入って来るならば、旅行券が当たるのであればという誘惑に駆られるかと思います。
ところが、買い物をして付与されるポイントはせいぜい1%ほどで、○○倍となっても、
支払う15%金利を考えるとまったく割に合いません。
ところが人間は目先の利益に目を奪われて先のことが見えなくなり、
結果的に不合理な選択をしてしまう現象がしばしば起こります。
行動経済学ではこれを「選好の逆転」と言います。
目先の得をしたいと思う心が将来の大きな損を招いてしまうのです。
リボ払いには、このような仕組みになっていますから、
一旦、利用し始めてしまうとなかなか止められなくなり、
結果的に大きな負担を強いられるという人も決して少なくないのが現状です。
また、リボ払いをしているということは、常に借金をしている状況になりますので、
ローンを組む際の審査に影響が出てくる場合が多い傾向があります。
ですので、クレジットカードを利用する場合は、リボ払いを避け、
一括または分割で支払うなど、期間をなるべく短くして利用することをお勧めします。
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